2014年10月07日

活性酸素という言葉はよく聞くけどこれって何?

活性酸素という言葉をよく聞きますけど、これって何なの?と質問されて答えられる人はどれくらいいるのでしょうか。老化の原因物質という話はよく聞きますけど。酸素は生きていくためには必要なもの。それが害を及ぼすとはどういうことなんでしょうねえ。

体内に取り込まれた酸素の一部は、代謝過程において活性酸素にかわります。活性酸素発生率は摂取する酸素量の1~3%程度といわれています。

活性酸素はもともとは体にとって必要な物質であり、殺菌・消毒としての役割があります。血液のなかには白血球が存在しますが、体内に細菌やウイルスが侵入してきたとき、これを撃退するために白血球から活性酸素が放出されます。だから完全な悪者ではないのですが、しかし量が増えすぎると問題をおこします。

活性酸素は酸素に比べて非常に反応が強く、大変不安定な状態にあります。そして自分自身を安定させるために周りにある他の細胞から電子をうばいとります。それで活性酸素は安定状態になるのですが、電子を奪われたほうはたまりません。電子を奪われることで酸化してしまい、ほんらいの機能を果たせなくなります。活性酸素は細胞内のDNAを損傷し、その数は細胞あたり一日数万から数10万個ともいわれています。

しかし一方で人間の体は活性酸素を除去する働きももっています。ビタミンC、ビタミンE、ベータ・カロチン、ビタミンA、グルタチオンなどの抗酸化物質は体内で発生した活性酸素を除去するはたらきがあります。また酵素のなかにも活性酸素から酸素を奪い取って攻撃力をなくす抗酸化酵素が存在します。

健康にためには酵素を摂取したほうがよさそうです。


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Posted by 余暇ヒマ男 at 22:29 │役にたつ話